今日はまったく食べ物と関係のない話題。

昨日、全米で同性婚が合法化された。

そして、ちょうどアメリカの連邦最高裁判所が同性婚を認める判断を示した頃だろうか。娘の小学校は、学年度末のフェットだった。

ガンバード校長先生は怒ると怖い。でも、学校のフェットではみんなと踊る。やっぱり先生って子供が好きじゃないとできないね。

ガンバード校長先生は怒ると怖い。でも、学校のフェットではみんなと踊る。やっぱり先生って子供が好きじゃないとできないね。

実はフランスも数年前から同性愛結婚の合法化が議論の対象になっている。去年はフランス中が巻き込まれるほどの凄まじい反対デモが行われた。男女とも、ホモセクシュアルが比較的オープンに生活しているフランスでは意外だったが、やはり根がカトリックの国だけに、「結婚」に対する反対者の数は多い。「同性愛は本人の自由だが、子供はお父さんとお母さんが必要だ」が反対者の主張。

幼稚園年少組の発表はなんだかよく分からないダンスだった。みんな一生懸命、かわいい。先生はヒゲもじゃのオッサン、超ベテラン。両親の信用100%

幼稚園年少組の発表はなんだかよく分からないダンスだった。みんな一生懸命でかわいい。先生は常時無精ヒゲのオッサン。超ベテラン。両親の信用100%。

両親の離婚や再婚の結果「お父さんが三人いる」「二人目のお母さんが会いに来た」と言う子供が珍しくないことにも関わらず、フランスは「家族」に対して意外に保守的なのだ。

さて。昨日は毎年恒例の「フェット・ド・レコール」(学校祭)だった。「フェット」は「お祭り」「フェスタ」のフランス語。子供たちがあまりウマくないスペクタクルを催してから、みんな踊って、バーベキューで校庭が煙だらけになる、学年度末の行事。

フランスの小学校は五年制度。娘は四年生を終え、あと数日で二ゕ月間も続く夏のバカンスに入る。新学期九月からは五年生。

今年は充実した一年だった。入学早々、十日間も「クラス・ナチュール」に出かけ、ABBAの「Money」の歌詞を覚えながら初めて英語をちゃんと勉強した。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教のカレンダーを暗記し、歴史では中世とルネッサンスへ進み、グーテンベルクまで本は「手で書いていた」ことや、コロンブスが「日本にに行こうとしてアメリカに行っちゃった」ことも教わった。

とにかく、とにかく、担任の先生が大好きだった。

ショートパンツとピンクの靴下が印象的だったムッシュ・メトロ。右は誰かのパパ。

校庭で。左が担任のメトロ先生。ピンクの靴下が印象的。右は誰かのパパ。

ギヨーム・メトロ先生は子供たちのアイドル、お母様方にも大人気。

37歳の甘いイケメン、ということもあるが、何より厳しいときは厳しい、優しいときは優しい、とっても熱心な先生なのだ。そして同性愛者。子供たちも、両親たちも、校長先生や他の先生たちも、もちろん知っている。

「メトロ先生はね、37歳なんだよ」とある日娘が言った

「ふ~ん、どうして知ってるの?」と私は聞いた

「エタンのお母さんが教員室で聞いたんだって」

「あら、そうなの」

「そうだよ。ムッシュ・メトロ、ホモなんだ。37歳なんて!もっと若いと思ってた・・・」と、年齢の方が気になっている。

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まったく関係のない出来事が同じ日に起きたが、とても嬉しい日だった。

翌日の今日はゲイ・パレードの日だった。虹色に染まったパリは、眩しかった。