外観からはまったく分からないが、ここにレストランがある。パリ11区、ガンベィ通り。

フランステレビ、プロの料理人が競い合うリアリティショー「トップシェフ」の決勝戦まで進んだ、ピレール・サン・ボワイエがシェフを務めるネオビストロ。

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ランチメニューは20ユーロ:オードブル、メイン、チーズ、デザート。炭酸水と普通の水、それと麦茶は飲み放題。

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20ユーロのランチメニューを食べてみた。割りばしと木の使い捨てフォークが、このシェフらしい。

彼は韓国生まれだが、7歳の時にフランス中央部オーベルニュ地方の夫婦の養子になった。

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一品目は牡蠣。まったくナチュラルだ。ちょっと加熱したのかな?とてもおいしい牡蠣だよ。

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牡蠣の「付け合わせ」はオイスターリーフに魚の卵、そして「まだちょっと未熟」とシェフが言う、バシェスさんが育てたシトロン・キャヴィア。

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アントレはなんと、テイクアウトボックスに。

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チャプチェと言われて、へぇーなるほど。ピンクのサイコロ状のものは、蕪。結構固く、甘みはない。辛くもない。しかし、カクテキのフレンチ風変形か?

ある三ツ星シェフが、韓国に研修に行き、「韓国人の発酵技術はすごい!!」と興奮して帰ったきたことがある。それから料理にその「すごい技術」を利用できたかと言えば、そうでもないらしい。

発酵技術は難しい。

でもでも。このチャプチェ、なかなかフレッシュでおいしい。

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ビビンバ。こちらもなるほど、フレンチ・ビビンバ?豚の頬の煮込みは、トロトロに、お箸で楽にほぐせる、フランス料理。ソースも、しっかりとフレンチなレデュクション。ご飯は、数種の食感だ。米が違うのか、炊き方が違うのか?分からないけれど、美味。

野菜と、かなり生っぽい温泉卵。横にはサムジャン-もちろん自家製。最初は、全部混ぜる気になれないプレゼンテーションだが、徐々に勝手に混ざり合わさって行き、結局ぐちゃぐちゃで食べちゃった。おいしかった!不思議なフュージョン。

日本とフランスのフュージョンは慣れっこだが、韓国とフランスのフュージョンはまだまだ珍しい。面白い。

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生まれは韓国でも育ちはフランス、それもチーズや肉で有名なオーベルニュ地方。チーズはもちろん、オーヴェルニュのカンタルチーズ。それにコーヒーの香りのほろ苦い、ほろ甘いクレームをのせる。

パンがなくても食べられるチーズ。嬉しい、さすが東洋人。

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さらっときれいなデザートはパッションフルーツ、リンゴとプラム。

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「学生用のメニュー」とシェフが言うが、年齢関係なく誰でも注文できる。マクドナルドと同じじゃない?7ユーロで肉か魚のビビンバ、普通の水と炭酸水と麦茶込。

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内装は今風。黒とグレーと木の色。高いスツールに座るカウンターと低いスツールに座るテーブルがある。

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ビビンバメニューはテイクアウトもできるのか。

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予約不可。昼の混みようはまあまあ。年齢層がかなり広い。

Pierre Sang on Gambey
6 rue Gambey
75011 Paris
定休日 日・月