やっと!

今朝、小林圭さんのシェフ本が届いた。

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「KEI」は今まで私が手がけた本の中で5本の指にはもちろん、トップ3に入るかもしれない。

320ページ。100品弱の料理の写真。そしてレシピは94点ほど。

本の構成は「色別」。私の独断と偏見で、100品の料理をピンク、茶色、黄色、緑、紫、オレンジ、赤、黒(と白)に振り分けた。

「ちひろさん、なぜラングスティーヌが紫だったり、オレンジだったりするんですか?」と圭さんが訊く。

「そう見えるから」と、意味不明の返事。

ここまで自由に本を作れたのは、初めてだと思う。写真集のように、巻頭に写真をずらーっと並べ、レシピは最後にずらーっとまとめるなんて、出版社もよくついてきてくれた。

料理本は料理の写真とレシピを対比させるのが常識です。

でもね、飽きるんだわ、いつも同じ構成だと。だから今回はかなりわがままに。

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圭さんは好き嫌いがはっきりしている。だから作業が気持ちよく進だ。

シェフの鋭い色の感覚にはフォトグラファーも感心していた。私は、2年間、毎日見たが、飽きなかった。料理のビジュアルな構成と写真の感性が見事にマッチした。繰り返し見ても、飽きなかった。

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私は100品ほどの料理を食べただけ。ごちそうさま、かなりお腹がいっぱいになりました。でも、またいつでも食べるよ、この料理なら。

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本当のクラシックフレンチもこなせて―

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―突拍子もない現代料理もできるとは。

すべてが美しく、挑発してくるのがすばらしい。

圭さん、夢に満ちた作品をありがとう。

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KEI
Éditions du Chêne (シェーヌ出版)320ページ。
価格:59.90ユーロ