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昨日だったかしら。国際料理コンクール、ボキューズドール、日本が初めて表彰台に立った。日本チームはこの二人、浜田紀之シェフとコミの坂下君。1月7日から今日、31日まで、ずっとリヨンで訓練を続けた。朝は5時起床。夜は日によって、2時や3時まで練習を重ねたらしい。

本当は、当分フランス料理は見たくもない、という心境だろうが、今晩はジョルジュサンクでディナーだった。シェフ・ブリファールに、日本人ばかりのディナーなので、超軽く、とお願いしてあったら、本当に軽かった!!ワインメニューも、「ル・サンク」のディレクター兼シェフソムリエ、パリの料理界のスター、エリック・ボマール氏と、数日前からメールでやり取りをした結果、決まったのだ。

Champagne Taittinger “Comtes de Champagne” 2002 Blanc de blancs
爽やかなシャンパン

Magnum Sancerre blanc “Le Chêne Marchand” 2008 Domaine Lucien Crochet
きりっとしたドライな白
Château Chalon 2004 Domaine Pichet
いい白ワインが熟成すると、金色になり、香りも味も濃厚に、そしてヴィニフィエする。日本語でなんていうのだろう?酸化というとあまりきれいではない。でもそうなのかな。

Magnum Calon Ségur 2003
気品とコクがあり、どうじにさらっとした赤ワイン。

Tokaji “Kapi” 2005 Disznökö
デザートに上品な甘いワインのペアリング。

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やっぱりいいね、マグナムは。バレンタインのワイン、とは嘘だけど。でも、ハートだ。

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まずはマグロのタルタルとグリーンアップルのジュレ。中国産キャビアとワサビ。

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次はラングスティーヌ、のりとイカ墨チップス。

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横に、タイ風コンソメというのか、スープというのか。

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ブリファールさんのスペシャリテの一つ、クートーのプロヴァンス風。上に刻みのりと海藻。エビは丸ごと食べちゃった。立派なクートーは微かな冬の海の香りがする。

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冬のフロラリーの「ミニ版」。根野菜各種にもちろんトリュフ。

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リシュランシュ産トリュフのエミュルションに、低温卵。卵とトリュフはやっぱり合う。濃度がおいしい。

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鰻の「かば焼き風」。下は白マメ。クリーミーで身を温めてくれる冬のマメ。量が足りない!!

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一匹のでっかい、カラビネロえび。ガルニチュールは赤ピーマンのデクリネゾン。エビのミソをソースのように・・・

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・・・凝縮したビスクのようなソースと一緒に味わう。なかなかおいしいぞ!

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えらく淡泊な付け合せ。ピスタチオの「粉」みたいなものがかかっている。私はこれはいらないから、エビをもう一匹ほしい。

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出ました!今日のハイライト、トリュフのトゥルト。え、なになに、4つに切っちゃうの?

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「マダム・マスイは半分です。他の方は3分の1です」。う・う・う。丸ごと一個ほしいよ。

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中はフォアグラとキャベツ、ニンジン、そして何よりもトリュフ。厚み1センチ弱はあるかな。いいね!パートフユテは、さすが絶品。そしてもちろん、ソースもトリュフ入り。

浜田さん、筍のピティビエ、作ってよ。トリュフに代わる日本の食材は、筍?

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最後はシカ。ソースをたっぷりかけてね。キュイソンが完璧なシカ肉、柔らかく、上質だ。脂がないから、あっさりしている。

あら、でももう終わり?物足りないよ。ちょこちょこ小皿ばかり食べると、なんだか不満だわ。

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私だけのタルト・フィーヌ・オ・ポンム。他の方はマンゴーとココナッツのデザートだけど、私はこちらのリンゴの薄いタルトがいいわ。生地は大好きなパートフユテ。リンゴは薄く重ねて、カラメリゼ。おいしい!好きだ、バターを惜しまないフランス料理。

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最後は二人のシェフの記念写真。ブリファールさん、MOFの三色旗、フランスだ!浜田さん、チョンマゲ、日本だ!記念の今晩のメニューに、「楽しい坊や、おめでとう」とプリントしてもらったのに、「Tonoshii Bôya」になってしまっていた。だからか、せっかくの記念メニュー、テーブルに忘れてきてしまった。

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ミニャルディーズのヌガ、銀のフォークの使い方がおしゃれだわ。

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私はコーヒーが飲めないので、代わりに紅茶をいただきました。あら、いやだ、口紅がついちゃっている。失礼しました。

浜田さん、おめでとう。
ブリファールさん、ごちそうさま。
おやすみなさい。また、明日。